全国地域ミュージアム活性化協議会について

かつて「地方の時代」が叫ばれた後、各地において個性ある地域づくりを目指した取り組みが行われてきました。

そのような中で、地域独自の歴史や文化資源に着目し、地域のアイデンティティ確立の場として、次世代への伝承や学習、外部との交流、観光といった地域振興の拠点として各地で「地域ミュージアム」が整備されてきました。それらは、「博物館」「美術館」「資料館」「記念館」や「交流館」「伝承館」としての施設であったり、「文化遺産」そのものであったり、「町並み」や「景観」「生活空間」であったりと様々な形をもって取り組まれてきました。

こうした活動や地域資源の活用によって、各地で地域づくりが進められてきました。

しかし現在では、行政における財政の悪化や市町村合併における行財政改革などによって、地域の歴史・文化の保存・伝承に関する、いわゆる博物館事業が縮小化されてきています。

そこで、平成20年度~22年度にかけて「地域博物館協議会設立による市町村合併後の地域文化の保存・伝承活動」をテーマに、学識者及び地域づくり実践者によって研究活動を行って参りました。この研究活動には、公益財団法人サントリー文化財団からの支援をいただきました。

その後、平成23年9月「全国地域ミュージアム活性化協議会」を設立し、文化庁の支援を得て、「ミュージアムからの観光振興」「MLA連携」「ミュージアム連携」「ミュージアムからのまちづくり」等の研究活動を行いました。

 

「地域の歴史・文化は知恵の源」です。

地域ミュージアムは、新たな機能を追求していくことによって、その地域の「知の拠点」としての役割を果たしていくことになります。

全国地域ミュージアム活性化協議会では、地域ミュージアムを拠点とした新たな地域再生の仕組みを構築したいと考えます。皆様には、この活動にご参加いただき、共に地域ミュージアムと地域の発展を目指したいと願っております。